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一枚の写真「棚板の先端」

「一枚の写真」は、ハンズデザインの事例写真を見ながら、様々なことを話していこうという企画です。

今回の写真は、書斎のためにデザインした本棚です。

ハンズデザインで設計し、家具屋さんに製作と設置をお願いしました。

素材はオークの板目。棚板はクリアオイル塗装、縦方立と引き出し部分などはオスモカラー塗装です。

この本棚は間仕切りの役目も担っていて、向こう側には寝室があります。

棚板の先端部分に注目してみてください。

縦方立をスッキリと印象的に見せるために、棚板の先端は縦方立から5mmだけ引っ込めています。

さらに、シャープさ・軽さ・緊張感を出すため、棚板は厚さ25mmですが、先端が15mmになるよう斜めに削り、出角は糸面取りにしています。

面取りとは板の角を丸くすることです。切断したままだと角が鋭利で、指を切ってしまう危険もありますし、角が欠けやすいという弱さもあります。

糸面取りは、その鋭利な角をほんの少しだけ丸くする処理です。面取りを大きくすると、丸みのある優しい雰囲気になっていきます。

棚板の厚さをどう見せるか。角をどのくらい丸めるか。壁から出すか、揃えるか、引っ込めるか。

基本的な判断の積み重ねが、全体の印象を決めていく。そう考えて、丁寧に検討しています。

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