マンションのリフォーム・リノベーション、新築戸建はハンズデザイン一級建築士事務所|千葉県 船橋市 東京

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話題のアレ買っちゃいました!

こんにちは。
朝晩めっきり冷え込みが強くなり、秋が深まってきましたね。

今日は最近買った家電の話題です。
みなさんもよく知っているバーミキュラライスポットが最近我が家にやってきました。

190829-0023のコピー

噂ではすごくいいよ!お米美味しいよ!という話をいろんな人から聞いていて、すごく興味がありました。

でも3年前に炊飯器断捨離をしてかまどさん(3号炊き)へ移行したばかりなので、まだ早いかなと思っていたところ。
週に2回ご飯を炊くことが大変だとご飯炊き係の旦那さんから本音がポロリ。

もう少し楽にできる方法を模索している時に、評判の良かったバーミキュラを思い出し、試してみることになりました。

さまざまの調理ができることも有名ですが、私たちの場合は主にお米を炊く目的で購入。
最初は久しぶりに真っ白なお米が食べたくなり、最近話題の千葉のコシヒカリ多古米を購入して炊くことに。

一番最初にお米を炊いた時、蓋をあけるとお米が一粒一粒立っていてツヤツヤふっくら。
食べてみると、その美味しさに感動しました。
噂どおり素晴らしい技術が詰まった鍋だと思います。
(余談ですが多古米も素晴らしく美味しいお米だったので新米を試してみてください)
そして、我が家のご飯炊き係の負担も少し減るということで、一件落着です。

しばらくはお米しか炊いていなかったのですが、ふと他の機能にも興味がわき
寒くなってきたのでレシピ本にあるシチューをつくってみることにしました。
IMG_5012最初なのでバーミキュラ付属のレシピ通り、具材を切って鍋に敷きつめ、弱火で40分。
他の無水鍋はずっとコンロの前にいないと心配ですが、バーミキュラはこの40分間は自分の時間として使えるので、
ながら調理できるメリットがありますね。

その後、小麦粉と生クリームと豆乳を投入して弱火で10分。
あとは味を整えて完成!めちゃくちゃ楽で簡単🎵レシピ本も文字が少ない(笑)

でも人生でつくったシチューの中で一番美味しくできたので感動しました!

今まで私は無水調理をしたことがなかったのですが、40分間の弱火の間は水を一滴も入れず、
食材から出る水分だけでジワジワ調理します。
そして、その後も水はいっさい入れないため、味が濃くて美味しい!この美味しさには感動しました。

何よりずっと放置していればできあがる手軽さが最高です。

そのあと旦那さんにつくってもらった豚の角煮も最高でした。
あまりお料理をつくらない男性も、いきなり美味しい料理ができるので料理が好きになると思いますよ。
特に期待していなかった機能だったので、使ってみて本当にびっくりしました。

忙しい私たちから2つだけ改善要望があるとすると(偉そうにすみません)
鍋に具材を入れて帰宅したら出来上がっているようなタイマー機能があると便利だと思うこと
(電源を押してタイマーで加熱を切る機能はあります)
海外製食洗機に入れることが難しいという点をなんとか解決できればパーフェクトだなと思いました。

食洗機に入れられない理由は、鍋と蓋が合わさる部分にガラスコーティングがされていないので濡れたまま放置すると錆びるという点です。
バーミキュラは鋳物ホーロー鍋です。簡単にいうと鋳物(鉄+合金)にガラスのコーティングがしてある素材です。
なのでガラスコーティングされていない部分があることは、余熱で乾かす海外製の食洗機には不向きです。
でも美味しさの理由もそこにあるのだと思うので、難しいのかな。。。

それでもとてもいい買い物だったと思います。
今年の冬は、バーミキュラで暮らしが変わりそうです。(笑)

炊飯器を断捨離!

1年くらい前から土鍋でご飯を炊くようになりました。

最初は続くかなー
と思いながらはじめた土鍋生活ですが、
土鍋で炊くご飯がことのほか美味しく、
炊飯器に戻れなくなりました。
土鍋ご飯
30分お米を水に浸し、10分火にかけ、20分蒸らしたら出来上がり!
土鍋は米粒をきれいにとって食洗機へ。(ほんとうはいけないので、自己判断で)
思ったより簡単で美味しく、火加減の調整次第で、おこげのあるご飯もできます。
朝ごはんが一段と楽しみなりました。

わざわざ炊飯器のために設計したスライドのオープン棚にいつの間にか大小の土鍋が並び、炊飯器の居場所はありません。。。
土鍋大小
このスライドのオープン棚は冷蔵庫とキッチンの間にあるので、
炊飯器を使う時にキッチン動線をさえぎり、実はとっても不評で今となってはなくてもよかった・・・と思います。

今年の断捨離は炊飯器に決定です!

造作キッチンのススメ!

『私たちの家』で一番こだわってつくったのは“キッチン”です。

キッチンは毎日食事をつくる場所で家族が集う中心になる場所ですから、
家づくりをするときにとても大切に慎重に考える必要があります。

どんなキッチンが良いのか?
たくさんの選択肢がありますが、私はやっぱり造作(オーダーメイド)のキッチンをおススメしたいです。

その理由を簡単にまとめてみます。

◆ 『自由な間取り・動線計画』ができること。

一般的に国内メーカーのシステムキッチンには規格寸法があります。
メーカーのキッチンでも部分的に特注寸法は可能ですが、価格面のメリットが無くなり、造作キッチンも視野に入ってきます。

キッチンの大きさや形に自由度があるとプランニングの幅が広がることが多くあります。

例えば、マンションのように空間の大きさが決まった箱の中での住まいづくりでは、給排水の配管経路や設置スペースの大きさなどがどうしても自由にならないことがあり、大きさの決まったキッチンでは設置できないことがあります。

そんな状況でもオーダーメイドのキッチンなら、ダイニングやリビングとの関係を細やかにデザインしたり、作業スペースの広さや動線の使いやすさに妥協せずにプランニングすることができます。

『私たちの家』のキッチンができるまでを例にお話をしてみたいと思います。

最初にキッチンの排水・給水管のルートやレンジフードのダクトルートなど、技術的なことがクリアできるか確認をしながら、おおまかにレイアウトを決めます。

それぞれの場所に立ったときに見える窓の外の風景も考えながら、

玄関は明るく広い土間にしてみよう、
キッチンは隠さずに気持ちよく丁寧に人を迎え入れる感じにしたらどうだろうか、
大きなソファを置くよりも、大きなダイニングテーブルを置いてフレキシブルに使おう、
移動するときのストレスをゼロにしよう、

など。。。自分たちの価値観で条件を取捨選択して形にしていきました。

最終的には2列型キッチン(シンクとコンロが別にあるタイプ)にすることで、キッチンの幅がコンパクトになり
ダイニングスペースが広く取れることや、回遊性のある動線が気に入りこの間取りになりました。

詳細に図面を書いていく中で、トイレの位置が動かせないことから、その壁が基準となり、必要な動線寸法を確保すると、キッチンのサイズが決まります。

たとえばここに国内メーカーのキッチンを検討すると、2列型キッチンは可能ですが、シンク側をフラットな対面キッチンにすることは難しく腰壁をつくる必要がでてきたり、幅も2m10cmが一番近い寸法になります。
いろいろなバランスが崩れてしまうことがおわかりいただけるのではないでしょうか?

メーカーのシステムキッチンにとらわれて設計をしていたら、この間取りは生まれなかったかもしれませんね。

『様々な素材を使える』ことの魅力。

『私たちの家』は玄関から入ってすぐにキッチンがあるので、人を出迎える雰囲気を素材で表現しています。

ナラ無垢フローリングの名栗加工と大谷石を組み合わせ、間接照明も組み込んだオリジナルキッチンです。

 

私たちが造作キッチンをご提案する場合は、カウンターの材料から扉の材料、取手ひとつまで組合せは無限大です。
扉の材料は20種類以上ある木の見本帳から好みの樹種を選ぶことができ、それ以外にもシンプルな色(ニュアンスのあるグレーやベージュなど)で仕上げる方法もあります。

造作キッチンは、素材の質感をまわりの家具・建具などと合わせることができるので、部屋全体の調和がとりやすいことも大きな魅力です。

 

『家事動線の工夫』ができること。

『私たちの家』の日々の家事動線は下図のような感じです。

キッチンの使い方は主に、料理をつくるときと片づけをするときに分けられます。
料理をするときの①~⑥のラインに遮るものがなく、できるだけ少ない歩数で行えるとスムーズに調理できると感じます。
2列型キッチンは冷蔵庫からものを運ぶとき以外は非常にコンパクトなので、私はとても使いやすいですね。

 

片付ける動線は、食器を一時的に食洗機上部のカウンターに置き、あとは食洗機に入れるだけです。
朝、食洗機から日常食器収納へお皿を移動させます。

キッチンの一部に食器収納スペースをつくることで、ダイニング側に背の高い収納をつくらなくてよくなるので水平方向の広がりが保てます。
日常食器は、ダイニングの近くにあると配膳も片付けも便利です。

 

『気に入った食洗機やビルトイン家電が組み込める』ことも結構大切だと思います。

海外家電は国内メーカーのキッチンには設置できないことが多く、設置できても見た目がきれいに納まらないケースがあります。海外の食洗機を使用したい方は造作キッチンを最初から検討しましょう!

私たちがおススメしているスウィーデンのASKOの食洗機の良さは下記ブログをご覧ください。
https://www.hands-a-design.jp/wp21/myhome/kitchen/
たくさんの洗い物がでるお菓子づくりやパンづくりも大きな食洗機が洗ってくれると思うとハードルが下がるので、やってみよう!と思うようになります。
また共働きで家事時間をできるだけ削りたい忙しい方には特におススメしたい!日常の風景が変わります。

『私たちの家』でもう一つビルトインしている家電は、国産メーカーのオーブンレンジです。

できるだけ家電の存在感をキッチンからなくしたいと思って採用しました。
電子レンジまわりに隙間がないので、お掃除はとてもgood!
電気オーブンなので、最高温度は250度です。
それ以上を求める方はガスタイプのビルトインオーブンが良いかもしれないですね!

『細かい使い勝手にこだわれる』ことも造作キッチンならではです。

『私たちの家』では玄関を入ってすぐシンクが見えるため、洗剤置き場とスポンジ置き場を工夫しました。
ですが、洗剤ポケットをカウンター下に完全に隠す方法は最近あまりおススメしていません。
洗剤ポンプが上から押せないので、使うたびに洗剤をシンク内に出しています。。。
とことん見た目にこだわる方は良いかもしれませんが。

I邸で採用した松岡製作所の2ステップシンク。シンクを立体的に利用できることがメリットです。
たとえば、お魚をさばく時はまな板を下段に移し作業ができるので飛び跳ね防止になりますし、上でまな板を使用しながらゆでた野菜の水切りをするなど使い方はいろいろ考えられます。
全てのプレートを上段に移せば、汚れたものを一時的に隠すこともできますね。洗剤&スポンジ収納の方法は、こちらのほうが使いやすいと思います!

T邸のシンクはダブルシンクを採用。右の小さいシンクは普段は水切りカゴを置き、ご主人がお魚を釣ってきたときには氷を入れてお魚を置いておく場所になります。
2つの蛇口中央にあるのはハンドソープと食器を洗う洗剤入れ。左のポケットにスポンジをおいて置けば、シンク周りもすっきりします。

O邸のゴミ箱はシンクの下にすっぽり入るように設計しました。

どのお宅もそれぞれ普段不便に感じていたことをヒアリングしながら、自分仕様のキッチンにつくりこんでいきます。

いろいろと造作キッチンの利点を書いてみましたが、少し良さをおわかりいただけましたか?
既製品のキッチンを使った方がメリットがでる場合もありますが、
毎日使う場所なので自分仕様につくり込むことをおススメします!

 

コンパクトなパントリー

キッチンの収納スペースだけだは納まりきらないものって結構ありませんか?

たとえば、
ビンや缶などの資源ゴミ。
冷蔵庫にいれなくてもいい野菜。
お料理の本。
スーパーの袋 。
などなど・・・

キッチンの近くにこういった雑多なものを収納できる場所を考えておくと良いですよね。

『私たちの家』では、とっても小さなパントリーをつくりました。
幅70㎝、奥行き35㎝、高さ180㎝というコンパクトサイズのパントリーを家事導線の一部に設けています。
可動式の棚が設置されているオープンなつくりでとても簡易的なつくりですが、便利に使っています。

オープンキッチンにはこういった、人目につかない隠し場所があると、生活感があまり出ないように保てると思います。
パントリーのようなまとまったスペースが取れない場合でも、こういった雑多なものをどこに収納するか最初からきちんと計画しておきましょう!

 

私はもう洗いません!

こんにちは。星名貴子です。

皆さんは家事の中で何が一番嫌いですか?炊事、洗濯、掃除。。。

家族が喜んでくれるお料理や創造性のあるものは比較的楽しくできますよね。

私の場合、食後の食器洗い・片付けが一番苦手です。

特に夕飯の後のお皿洗いは、一日の終わりで疲れているのに毎日繰り返しあるとっても苦痛な仕事です。

そこで、今日はそんな食器洗いを助けてくれる食洗機のお話です。

 

一口に食洗機といっても、たくさんの種類があり、

国内ではパナソニックさんのものが比較的シエアが高いようです。

海外のものはMIELE、AEG、ASKOなど

たくさんある中で、どのような視点で選んだらよいのでしょうか?

 

『私たちの家』で採用している食洗機はスウェーデンのASKOという会社のものです。

 

この食洗機を選んだ理由はいくつかありますが、まずはたっぷりとした容量が魅力的でした。

W45㎝(6人分)が一般的な日本製に比べ、海外製はW60㎝(14人分)と大型サイズが主流です。

14人分というのは、朝食・昼食・夕食の3食分を夜寝るときに一度だけ洗浄するという意味です。

日本のものは容量が小さいので少人数の家族構成または、

家族の人数が多い場合は2食に一度くらいは稼動させるというイメージだと思います。

エコという視点で考えると、海外製のほうが一日に使用する水の量は少なくてすみそうです。

 

私たちは3食を自宅兼事務所で食べることが多く、大人2人分を毎日夜一度洗浄するスタイルで採用しています。

 

この写真はとある一日に食洗機が洗ってくれた食器たちです。

寒くなってきたのでこの日は鍋にしたんですねぇ~

土鍋やフライパンなども大容量食洗機だからこそ、まるごと洗えてしまいます。

(日本製の食洗機では難しいです)

洗えないものは、庫内が80℃くらいまで温度があがるので、熱に弱いもの、

日常食器ではおわんや木製の食器などは洗えません。

 

ASKOの食洗機を選んだもう一つの大きな理由は、他社にないフィルターの自動洗浄システムがあるからです。

フィルターというのは排水部分にある汚れ物をキャッチする部分です。

キッチンのシンクでいうと、排水部分にあるゴミが溜まるカゴのイメージです。

シンクのカゴは毎日もしくは1日おき程度に皆さんお掃除しますよね?

同様に、食洗機でも『汚れが溜まる部分』はお掃除する必要があるんです。

庫内をきれいに保つには毎日、シンクのカゴと同じように『汚れが溜まる部分』をきれいにする必要があります。

しかし、ASKOの食洗機はその部分を自動で洗浄してくれるため、年に4~6回程度で済むのです。

これは便利!

 

そのほかには、オーダーメードのキッチンに合わせて家具のように組み込むことができるので、

デザイン的にもとても満足しています。

 

今まで大変だった食後の片付けも、ASKOの食洗機のおかげで、5分もかからず食卓がきれいになります。

そして夜寝る前にボタンを押すだけで、食器洗い完了です!

 

個人的には食洗機で洗えないものは極力日常食器から省き、食器の98%くらいは食洗機で洗っています。

私が洗うものは、包丁やまな板くらいでしょうか。(これも今後数を増やすことで解消されます)

目指せ100%食洗機生活!

家事を短縮した時間は、家族との時間・自分の時間にあてられます。

私はこの食洗機をきっと一生手放せませんね!

 

日本製のものは食器洗いの補助はしてくれても、容量的にも完全に負担をなくすことは難しいと思います。

なるべく洗い物を少なくしたい方は、海外製をオススメします。

 

是非自分の家族構成、生活スタイルなどをよく考えながら、自分自身に合った食洗機を選んでみてくださいね!

 

※私たちの家で採用したASKO社食洗機 品番:D5554

販売代理店 ツナシマ商事 → http://www.tsunashimashoji.co.jp/