
玄関の天井
マンションリノベーションをした住まいの玄関です。
天井が低くなっている部分は羽目板仕上げにしています。
その右手には縦格子の引戸、その手前の下足入れの上の壁は大谷石貼りです。
マンションの玄関まわりには、構造体の梁や換気のためのダクトなどがあることが多いです。
そのため天井に段差ができて、どうしても窮屈な印象になりがちです。
この住まいでも、玄関ドアの上に大きな梁があり、
そのまま見せるとデコボコとした落ち着かない印象になりそうでした。
そこでここでは、梁下の高さで天井を揃え、
あえて天井の低い領域を作ることにしました。
天井が低くなると、空間に身体が包まれたような感覚が生まれます。
そのためその天井の仕上げは、
温もりを感じる木がいいなと思いました。
天井の羽目板、縦格子の引き戸、左の壁に埋め込んだ姿見、
ゆったりした広さの土間、玄関ドア、大谷石の壁。
様々な素材をそれぞれスクエアな面として整理し、要素がぶつからないように納めています。
玄関は外と内をつなぐ特別な場所です。
すっと心が切り替わると良いなと思います。



