マンションのリフォーム・リノベーション、新築戸建はハンズデザイン一級建築士事務所|千葉県 船橋市 東京

Nwes&オープンハウス

マンションリノベーション見学会@船橋市東中山

こんにちは。今日から師走に入りましたね。
今年もカウントダウンに入りなんだか気持ちがソワソワしてきます。

さて2016年、最後の見学会のご案内になりました。
お施主様のご厚意により開催致します。

openhouse
京成線 東中山駅 徒歩7分、JR総武線 東中山駅 徒歩14分。
12月17日(土)、18日(日)の10時~17時です。

事前予約が必要です。
お気軽に、そしてお早めに、お問い合わせページからご予約ください。

Oさんから初めてご連絡いただいたのは、2015年の12月。
新築で購入されたマンションも築30年経ち、お子さんも独立され、
これからご夫婦2人が快適に過ごせる空間にリノベーションしたいとのご依頼でした。
北側の共有廊下に面した2つの個室とリビングに併設した和室、南側バルコニーに面する個室の
89平米4LDKの間取りで、区切られた個室スペースをうまく使えていないこと、玄関が暗く狭いこと、
収納が点在していて使いにくことなど今の間取りがご自身の生活スタイルと合わないことなどを伺いました。
exisiting Plan(kengakukai)

共有廊下に面する部分は、窓越しに他人の気配を感じるちょっと落ち着かない場所です。
ここをどのような場所にするかが、一つの課題でした。

これがリノベーションの間取り図です。
plan

一番眺めのいいところにあったキッチンの位置や使い慣れた水まわりの動線はあまり変えず、
壁を最小限にとどめ、広々としたワンルームの中にそれぞれ想い想いのことができる場所が点在しています。
引戸を開放すれば、気持ち良く風が南北に通り抜けます。

共有廊下との間には、あえて動線をもうけて緩衝スペースをつくり寝室との距離をとりました。

壁がなくなると、南側と北側にある開口部の光も思っていた以上に室内まで入っくることをいつも現場に行くと感じます。

material
Oさんが選んだ素材は、葉っぱのような白いタイル、少しラフな風合いで木目のしっかりとしたシベリアンウォールナットの床材などシンプルな色合いですが、ひとつひとつの素材感に個性のあるものを選びました。

造作キッチンや食器棚などの家具と建具の素材は、『くるみ』を使用します。英訳はウォールナットです。
ウォールナットというと、濃い茶色の素材を思い浮かべる方も多いと思いますが、
日本とシベリアのウォールナットは、少し色が薄く美しい木目が個人的にはとても好きな材料です。

今日家具工事の設置が行われ、完成が徐々に見えてきました。

ちょっと細かい話になりますが、Oさんの家では木製の入巾木(いりはばき)を多く使用しています。
入巾木
巾木というのは床と壁の隙間を埋める材料で、現場的になくすことは難しい部分です。
生活をしていても、掃除機が直接壁に当たることを防いでくれるので、汚れ防止にもなります。
一般的には後からつけることが多く、壁より出っ張って付いている巾木ですが、
入巾木は出っ張らないので上にホコリがたまる心配もいりません。

この巾木、なかなかいいと思いますよ!
こういった細かいディテールのあつまりが、空間の雰囲気をつくっていくことにも着目していただけると、
とてもうれしいです。

見学会でお待ちしておりまーす♪♪

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