マンションのリフォーム・リノベーション、新築戸建はハンズデザイン一級建築士事務所|千葉県 船橋市 東京

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親子で住み継ぐSさんの家。マンションリノベ スタートしました!

こんにちは。マンションのスケルトンリノベーションがスタートしました。

最初にご相談頂いてお宅を訪問した時には、まだSさんのご両親が住んでいる築29年83平米お住いでした。
ご両親は介護のため東京と田舎を行ったり来たりする生活を送られていましたが、田舎暮らしが気に入り定住することになり、息子さんご夫婦の住まいとして新しくリノベーションのご相談をいただきました。

1歳になったばかりの男の子とご夫妻の3人家族の住まいです。これから家族が増える可能性も考えながら、あまりつくりすぎず変化に対応できる間取り計画を考えています。
床材は国産の杉を使い柔らかい雰囲気の中に、オーダーメードのキッチン・テレビ台、Sさんと一緒に選んだタイルなどで今までにない感じに仕上がりそうです。

10月下旬に見学会を予定しております。

詳細が決まりましたら、またブログでご報告します!

市川散歩。

こんにちは。今年は残暑がほとんどなく、急に寒くなってしまいましたね。

気持ちよい季節を逃さないように、休日に自転車でお出かけしてきました!
今回は市川周辺をぶらり旅。おいしいものを探す旅です。

まず国府台で気持ちの良いテラス席があるカフェを見つけました。
自社農園で作った野菜をたくさん食べれるカフェです。

私たちが頼んだのはビザプレート。

色とりどりの野菜と香草(バジル)が載ったピザは、また食べに行きたくなる味でした。
千葉の名物『梨』が入っているピザは、ほどよい甘味があって他ではなかなか味わえない味でした!

春・秋の季節の良いタイミングは気持ちがいいですね。

 

市川駅前でもうひとつ見つけた、素敵なカフェ。

外観に惹かれて中に入ってみました。

今回はお茶だけだったのでお料理また次回チャレンジしてみたいと思います。

 

ガルテンカフェ ぶ楽り  http://www.garten-cafe.com/index.html
cafe dwarf(カフェ・ドワーフ) http://www.localplace.jp/t000332343/

 

 

マンションリノベーション完成見学会のお知らせ

こんにちは!
ずいぶん涼しくなりました。朝晩は寒いぐらいですね。
今日は完成見学会のお知らせです。

 

マンションリノベーション完成見学会!

9月12日(土) 10:00〜17:00

JR総武本線・メトロ新宿線 『本八幡』 徒歩5分

予約制です。:事前にご連絡いただいた時に詳しい住所をお伝えいたします。

電話またはこちらのお問い合わせページよりご連絡ください。

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お施主様のWさんとの出会いは一年以上前のことです。

船橋のマンションリノベーションの完成見学会と「私たちの家」での相談会に参加していただいた後、お打ち合わせがスタートしました。

計画は築16年、73平米のマンションのスケルトンリノベーションです。ご夫婦と小学生の男の子2人の4人家族と愛犬の住まい。

どこにいても住まい全体を感じられるように、視覚と動線と空気がどこまでものびやかにつながる住まいを目指して計画しました。

Wさんはご夫婦ともにものづくりをされていて、日常の中でも丁寧に暮らしを彩ることを楽しんでおられます。
使っている家具や照明器具、雑貨、室内に置かれている植物の使い方などに心遣いが感じられます。
そんな彩りが映えるようにシンプルで落ち着いた雰囲気にすることが基本的な方向性になりました。

しかし、結果的に採用された素材の豊富さがこのリノベーションの特徴のひとつになりました。
用途やイメージに合わせて選ぶうちに多くの素材が採用されましたが、調和を保つために慎重に色調や素材感を揃えつつ、デザインも控えめにしています。

ブラックウォールナットの無垢フローリングとタモの建具や天井仕上げ、味わいのあるグレーの壁塗装で構成される室内にタイルやガラス、金属などがアクセントになっています。
キッチン、建具、洗面化粧台、収納など、様々なものを今回のためにデザインし作成しました。たった一つしかない住まいになっています。

ハンズデザインとお施主様がゼロから考えてつくった住まいには、他のショールームのような場所にはない濃密な体感があります。写真だけではわからない壁面の艶や陰影の美しさは、素材の大切さを教えてくれると思います。

お気軽にお越しいただき、皆様の住まいづくりの参考にしていただければと思います。

お待ちしてます!

日々の暮らしを彩るWさんの家。スタートしました!

こんにちは。千葉県市川市でマンションのスケルトンリノベーションがはじまりました。

Wさんは1年ちょっと前に完成見学会と私たちの家での相談会にお越しくださって、最初は2人の男の子のための部屋についての相談からスタートしました。その後、相談を重ねて、スケルトンのリノベーションに計画が広がりました。キッチンのレイアウトを変えられることがわかったり、全体をやりかえることでこそできることに価値を見出していただけたのだと思います。

Wさんは4人家族で犬が1匹います。ご夫婦ともにセンスが良く、日々の暮らしを楽しもうという雰囲気を感じることができました。奥様は元々のリビングやトイレの壁を自分でペイントしたり、季節ごとのグリーンを飾るなどされていて、私たちも見習いたいほど、活動的で意識が高いと感じました。今回のリノベーションでもいちばん大きな壁はWさん自身が塗装することになりました。

ご夫婦ともにデザイン、色、質感などのイメージをもって、私たちを上手く導いてくださいました。どんなお客様でも同じように感じていますが、今回はより一層一緒につくっている感覚が強いように感じています。新しいチャレンジができてとてもうれしいです。

Wさんの家は見学会を予定しています。

今回もオーダーメイドのキッチンです。その収納も参考になると思います。素材の組み合わせや色調もあまり実例を体験することがない雰囲気になりそうです。

9月ごろの予定ですので、詳細が決まりましたらこのホームページとFacebookでお知らせいたします。チェックしておいてくださいね!

洗濯機と住宅

こんにちは。お久しぶりです。

この間取り図は雑誌(エイ出版)の企画でデザインしたマンションのリノベーションです。50代ぐらいの夫婦のための住まいを想定して自由に考えてください、とのことでした。実際に工事するわけではなく、仮定の計画です。ちなみにリノベーション前の間取りがこれです。

住まい手から要望を聞くことができない分、本当はどんな風に住みたいか、自分の中でいろいろ考えることになりました。

話は変わりますが、我が家の洗濯機をそろそろ買い換えようかという話になり、家電量販店に行ってきました。でも、正直なところ買いたいと思う商品はありませんでした。そのときに改めて感じたのは、暮らしにまつわるモノゴトは、「コレはコーユーモノでしょ」という先入観と思い込みにどっぷりと浸かっているのだなということでした。

どんなものでも長い歴史の中で先人達が失敗と成功を繰り返して培ってきた知識と経験と裏付けがあって、今のカタチになっています。だから、今のカタチが正解、という考え方もあります。

でも、デザインというものは常に時代と共にあります。環境、技術、感覚などは日々変化しているので、過去の経験則がそのまま活きるとは限りません。「変化」は必要なものだと思います。

「変化」のきっかけが「不満」であることが多いような気がしています。根本のスタイルは見直さずに不満の部分のみを解決するための守備的なデザインの変化です。 洗濯機も住宅も量産されるものには、同じような守備的なデザインの雰囲気があります。率直に言ってまったく魅力的ではないモノになっています。

洗濯機のようなデザインにならないように僕が気をつけていることがあります。

ひとつは、できるだけ白紙の状態から考え始めることです。こうすることで、先入観を排除し新しいスタイルを発見できる可能性が高まります。

もうひとつは、「こうしたい」という「欲求や希望」をデザインのきっかけにすることです。それによってデザインの多様性が生まれると考えています。また、「こうしたい」という欲求には人間の習慣を変える力があるのではないかと思います。以前のやり方より「気持ちがいい」からです。

話は冒頭の間取りの話に戻ります。

玄関のドアの内側に透明なドアをつけて、在宅時には共用廊下から中が見えるようにしました。見えるのは小さなお店やギャラリーのような場所です。マンションの廊下に、ギャラリーが並んでいたら楽しいですよね。

シャワーと入浴を別の行動に分けてそれぞれの体験が向上するように考えています。

こんな間取りの住まいは多分売ってないと思います。ギャラリーなんて必要ないし、シャワーとバスタブが別々なんて使いにくいと思われるかもしれません。 でも、「こうしたい」と考える人にとっては最高の住まいのはずです。それに「自分でつくる」という方法以外には手に入らない暮らしだと思います。それがリノベーションの持つ可能性です。

僕はこんなマンションが売っていたら欲しいなぁと思います。

どなたかいかがですか?