マンションのリフォーム・リノベーション、新築戸建はハンズデザイン一級建築士事務所|千葉県 船橋市 東京

ブログ完成見学会

ブログ見学会 『南越谷Hさんの家』

こんにちは。今年2月に完成見学会を行なった南越谷Hさんの家、恒例のブログ見学会です。

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シンプルで落ち着いた雰囲気の中に、木でつくられた曲線の壁が印象的な住まいになりました!

Hさんは数年前からリノベーションの計画をあたためてきました。
30年間暮らしてきた場所ですが、キッチンが閉鎖的であったり個室が狭く仕切られ使いにくかったり、たくさんの不満がありました。
これからまだ長く過ごす場所なので、快適に気持ちよく暮らすため一度暮らしを見つめ直すことにしたそうです。
リノベーション前のプランは4LDK、73平米の広さで、ご夫婦・息子さんと猫一匹の4人家族です。

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リノベーション後のプランです。

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中央に位置する玄関はできるだけ光が感じられるように、南のリビング方向に向かって入る動線を意識しました

TKS_7226-1玄関を入り正面のくもりガラスの先は洗面所があります。

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シンプルで可愛らしいヘリンボーンのタイルが印象的です。

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玄関から見えやすい場所なので、生活感の感じやすい洗濯機置き場はプリーツスクリーンで隠せるようにしました。

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玄関からリビングへ向かう引戸はゆらぎのあるアンティークガラスを使い、中が見え過ぎないけれど光がやわらかく入ってきます。
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Hさんの家で特徴的な板張りの曲線壁は、ウォークインクローゼットとリビングを仕切る壁です。

家族3人分の洋服と布団や季節家電などを収納するウォークインクローゼットの位置は、最後まで迷いました。
もうすぐ独立するであろう子供部屋をリビングの横にして将来はアトリエとして使用するという方法も捨て難かったからです。
でも、最後はリビングの横では落ち着かないという息子さんの意見と、
ウォークインクローゼットとバルコニーの洗濯物を仕舞う動線がリビングの横の方がコンパクトなのでというHさんの意見でこの間取りにたどり着きました。

TKS_7004どこから見てもアクセントになる木の曲線壁。
角が立っていないので、存在感がやさしいです。
ツガの無垢材を加工して一枚一枚大工さんに張ってもらいました。

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圧迫感が出ないように木の壁は天井までいかない高さで抑え、上部はクローゼットの換気として解放しています。

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引戸の引手は真鍮の金物です。最初はピカピカですが、手の油などで使っているうちに木に馴染みやすいくすんだ色に変化していきます。

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ウォークインクローゼットの中は、可動パイプを使用した収納になっています。
自由にパイプの高さを変えたり、棚を後から追加することができます。
最初に洋服の物量や持っているものをお伺いして、それぞれに適した収納のご提案をしますが
家族構成に変化があると収納量も変化するので、長い目で見てそれに対応できる収納にしておくといいと思います。
引戸に姿見もついているので、この部屋で全て身支度を全て済ませることができます。

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細かいピッチでパイプを可動できます。

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キッチンは幅2m40cmの片側が壁に接しているペニンシュランタイプです。

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大谷石と無垢材を山形に加工したものを組み合わせた最近お気に入りのデザインです。
キッチンはとても大きな家具なので小ぶりに見せるため、一部分が凹んでいるデザインを採用することが多くなっています。

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Hさんの希望でシンクにステップをつけて、水切りプレートが置けるようにしました。
シンクの底はいつも綺麗だとは限らないので、野菜を洗ってちょっとおいておく場所として、茹でた麺類の水切り場として使用します。
魚のウロコを取ったりさばいたりする時も使用するそうです。

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大容量の食洗機があればこの水切りプレートも入ってしまうので、いつも綺麗な状態に保てます。
食洗機はスウェーデン生まれaskoの食洗機です。

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キッチン背面には食器や家電が入るたっぷりとした収納と、同じ並びにワークデスクとキャットタワーがあります。

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このキャットタワーからキッチンの戸棚上に登り、猫ちゃんが高みの見物ができるという計画です。
キッチンも含めて家具は全てタモ材の柾目を使用しました。

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キッチンの床は目地棒を入れてタイル風に見えるフロアタイル。リビングダイニングの床材はアメリカンブラックチェリーの無垢材です。

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キッチンからの景色は一番開放的です。コンロの前は耐熱強化ガラスを使い視界を防がないようにしました。
油はねが少し心配でしたが、入居後にお話を伺ったところほとんど飛ばないそうです。

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コンロ脇の壁は木の葉をモチーフにした『ニードル』(平田タイル)。私たちの家でも使用している、定番のモザイクタイルです。

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バルコニーに面した掃き出し窓の上に、洗濯物を取り込んで引っ掛けておくちょっとしたスペースをつくりました。
使っていないときも違和感がないようにタモの無垢材で、さりげなくまわりと馴染むように制作しています。

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テレビ台は背面に間接照明を入れることが多いですが、そのほうがテレビを見るときの液晶画面とのコントラストが減り見やすくなります。
正面の壁はさりげない左官壁です。夜になると壁の陰影が楽しめると思います。

次は北側のお部屋をご案内しましょう。

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北側の部屋の入り口は木の引戸とエキスパンドメタルでできた2枚じたての引戸になっています。
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エキスパンドメタルの引戸はプライベート空間には猫ちゃんの侵入を防ぎたいけれど、風を通したいときに使用します。

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家の中の網戸のようなイメージです。

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Hさんの家の北側のスペースには2つ部屋がありますが廊下が存在しません。
主寝室を通って子供部屋へ入ります。

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子供室の引戸です。右手の本棚が子供室まで続いていきます。

以前の間取りは完全にプライベートな2部屋にするために無駄だと感じる場所がありました。
寝ているときに息子が横を通るのは問題ないですよというHさんの一言で、可能性が大きく広がりました。

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子供室は決して広くありませんが、ベッドと机が置けて本が収納できる、ミニマムで使いやすいのではないかと思います。

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寝室の床は国産の伊予杉を使いました。節のないとても綺麗な木目の床材です。

最後にこだわりのディテールの紹介です。

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柔らかい曲線の玄関框。線で描くの簡単ですが、つくるのは大変でした。でも頑張った甲斐があったと思います。

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ステップが三角形のキャットウォーク。オブジェのような飾り棚としても使えます。

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下駄箱のマホガニーの取手。

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開き扉の取手。タモ材の扉にアクセントとしてマホガニーを使っています。

先日入居後のHさんの家を訪問しました。
どこにいてもストレスを感じない暮らしができていて、
住み心地もとても気に入ってくださっているようで本当に嬉しかったです。

恥ずかしがり屋の猫ちゃんとはまだ一度も対面できていませんが、
今度こそは伸び伸びと暮らしている姿が見れることを楽しみにご訪問したいと思います!

※南越谷Hさんの家 過去のブログ http://www.hands-a-design.jp/wp/wp-admin/post.php?post=5261&action=edit

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