マンションのリフォーム・リノベーション、新築戸建はハンズデザイン一級建築士事務所|千葉県 船橋市 東京

私たちの家の素材

木の家のメンテナンス

こんにちは。

さて、今日は『木の家のメンテナンス』についてお話をしたいと思います。
我が家も6年目に入り、木の色が濃くなり、傷や汚れも適度につき
全体的に木の味わいが深くなってきました。
TKS_6071木の家に住みたいけれど、メンテナンスが心配という方も多いと思います。
私も住む前までは本当に大丈夫かな?!なんて思ったこともありますが、
お手入れの仕方さえマスターしてしまえば、そんなに怖がることはありません。
自分でメンテナンスができるので、日々は神経質にならず、
多少汚されても私は気にしないことにしています。

木は汚れやすくないですか?と皆さんからよく質問されます。
もちろん木の素地のままでは汚れはどんどん染み込んでしまうので、
塗装やワックスをきちんとする必要があります。

何も塗らない木の表面というのは、拡大するとガサガサしていて汚れがつきやすい状態です。
そこに浸透して凝固するタイプのオイルを塗ることで、汚れが染み込みにくくなります。
さらにワックスを塗ると、木の表面に膜をつくり撥水効果で木を保護します。

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ここまで行えばうっかりワインをこぼしても大丈夫です。
ただし、長時間の放置は避けてくださいね。

以上が『無垢の木』の基本的な扱い方です。

普段のお掃除は表面のホコリを掃除機やほうきでとり除き、固く絞った水拭きでOK。
ちょっと汚れたなーと思ったら、私は蜜蝋ワックスとアルカリイオン水を主成分とする『ミストデワックス』をシュシュっとスプレーして床掃除をしています。

蜜蝋ワックスを再び塗布するのは、年に1〜2回行うと長く綺麗な状態が保てると思います。
と言いながら、ものぐさな私は2年に1回くらい…な感じです。

次に、ハードな汚れをつけてしまった場合のメンテナンス方法をご紹介します。

我が家では毎朝カゴから放す3匹の文鳥たちが、テレビボードや床の上いたるところで糞をします。
糞をするたびに拭いて回るなんてことはなかなかできないものです。
なので、放置された糞は木部にシミをつくってしまいます。
例えばそういった木部に浸透したシミの落とし方をご説明します。
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メンテナンスに必要な道具
TKS_5957手前から、木を削るペーパーと道具。
この商品は筒になった部分にロール型のリフィールを入れて、平らな部分に引き出せるので使いやすくて便利です。
女性でも力が入れやすいのもいいところ。
削った木はオイル&ワックスが取れてしまうので、補充用にそれぞれ用意します。
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最初は荒いペーパーで削っていきます。目の荒さによって、100A〜400Aまであり、数字の小さいものから使い、最後に目の細かいもので仕上げてください。(今回使用したのは240Aと400A)

掃除機で粉を吸い込み、乾拭きの雑巾で拭きます。
TKS_5979この段階で周りのフローリングとあまりにも浮いた感じがあると、ペーパーの削りが荒い可能性がありますので、しっかり細かいペーパーで削ってください。
TKS_5983プラネットジャパンで販売しているハードクリアオイルを塗っています。
サラサラして塗りやすい自然塗料です。
TKS_5985オイルは染み込んだら、後に残らないようにしっかりと拭き取ります。
木を削ったので、周りと少し色が違いますが、年月が経つと自然と周りに溶け込んでいきます。

オイルを塗ってから半日ほど置いて、最後にワックスを塗れば完成です。
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蜜ロウワックスという、エゴマ油と蜜ロウでできた優しい自然のワックスで木の呼吸を妨げないで表面を保護をします。

日常的にはできないにしても、汚れがたまってきたなあーと思ったら、
気合を入れてやってみてください。

『木』とひとくくりに言っても種類によって多少メンテナンス方法が違います。
フロリーングは『無垢材』と呼ばれます。

無垢材(むくざい)
簡単に言うと木の塊です。切っても切っても木が出てきて、金太郎飴のような感じ。
床のフローリング材は厚み15mmほどの無垢材を使用することが多いんです。
床に無垢材が適しているのは、重いものを落として床が凹んだり傷ついても、
合板+木目シートでつくられたフローリングのように傷ついた部分から剥がれて劣化することはありません。

無垢材であれば傷の修復も可能で、無垢材がいいとされる理由の一つです。
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凹んでしまったところに水に濡らしたティッシュをあてます。木の繊維が切れていなければ、
繊維が水を含み膨らんできます。(一晩くらい置くと良い)
TKS_5987完全に元に戻すのは難しいですが、無垢のフローリングなら傷が広がらないので
『味わい』として捉えることができます。

次に、『突板』と呼ばれる種類の木材があります。

突板(つきいた)
木を薄くスライスして合板に貼り付けます。木は本物ですがとても薄く、傷がつくと下地の合板が見えてしまいます。
合板はガサガサとした粗野な木であまり見た目も良くありません。
突板は、基本的には傷がつかない箇所や無垢材に比べて軽いのでそのメリットが生かせる場所で使います。
例えば扉の材料。引き戸やキッチンの引出しでも使用します。

無垢材と同じメンテナンス方法で削ったりすることができないため、
汚してしまいそうなところには定期的にワックスを重ね塗りすることをオススメします。
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と言いつつ、我が家は最初の1年は2回くらい塗ってその後やっていませんが。。。

水周りに『木』を使う場合は、他の箇所より少し気を使ってください。
私たちの家では、洗面器を載せている台がタモの無垢材を使っています。
洗面器を幅広のものにしていますが、飛び散りはゼロではありません。
でも、ワックスを塗っていると水を弾いてくれます。
小さな水たまりは、すぐに乾いてしまうので気にしていませんが、
子供がこぼして放置してしまうような大きな水たまりはシミになる恐れがあるので危険です。
その時には、水に強い材料(石・メラミン・人造大理石など)にしたほうがいいでしょう。

木の家に住むイメージがなんとなく湧いてきましたか?

あまり怖がらず、思い切って使ってください。
それが、その家の味わいになっていきます。

※文中紹介した木のお手入れグッズ

日々のお手入れには『ミストデワックス』 紹介&購入サイト
http://www.mitsurouwax.com/mistdewax/

木を削るときに使った道具
『3M スティキッドサンディングブロック』のメーカーページ
http://www.mmm.co.jp/asd/products/r_s/index.html

木部を削ったら、オイルを補充。プラネット『ハードクリアオイル』の塗り方。購入はネットで!
http://www.planetjapan.co.jp/color/index.html#method-maitenance

ワックスでコーティング。『蜜蝋ワックス』Cタイプがバター状で塗りやすいですよ!
http://mitsurouwaxshop.com/products/detail.php?product_id=96

注意点!!
ワックスやオイルを塗った布やスポンジは必ず水につけて処分してください。(一般ゴミでOK)
気化する過程で発熱するため、塗れた状態でそのまま放置すると発火する恐れがあります。

暮らしを楽しむ ハンギング

こんにちは。
梅雨に入りジメジメした日が続きますが、植物たちはきっと喜んでいるのでしょうね。

私たちの家で最近工夫しているハンギングのことを少しご紹介したいと思います。

マンションリノベーションでは、天井をコンクリートのままにし、
ライティングレールによる照明計画を多くご提案します。

レールには照明以外にもはめられる専用のフックがあり、S字フックなどを組み合わると
いろいろなハンギングを楽しむことができます。

例えば、ハンギングプランツ。

苔玉に巻きついたディスキディアはとても繊細で可愛らしい植物です。


千葉県の佐倉城址公園で開かれたクラフトイベント『にわのわ』で出会った『ヌイトメル』さんの、
植木鉢のハンギング皮小物。中身の鉢を自由入れ替えることができるので、植物の模様替えができるところもいいです。

先日入居後の撮影でお邪魔した不動前Tさんのお宅では、たくさんの植物ハンギングしていて、
その時に教えてもらった『駄鉢掛け』がとっても優秀だったので、紹介させてもらいます!


ステンレスの打鉢掛け


駄鉢掛けは、鉢のふちに引っ掛かりが鉢を選びません。

日光浴が必要な時は物干しへ引っ掛け、インテリアを楽しむ時に室内に入れることができるので、
植物にとっても優しいインドアグリーンの楽しみ方ですね。

他にもS字フックと木の棒を使って室内仮干しスペースとして活躍しています。

使用していないときでもインテリアになじむのと、簡単に取り外しもできるのでオススメです。

長いS字フックを使えば、椅子に置いてしまいがちな鞄やコートを仮掛けするのもいいですね。

気軽に取り外しができるので、暮らし方の変化に応じていろんな用途へ変えていけるのが魅力です。
布をハングすれば、簡単な個室空間が生まれますよね。
いろんなアイディアでハンギングを楽しんでみてください!

※ 今日ご紹介したライティングレールフックや打鉢掛けはネットで購入できます。
※ 革小物の植木鉢 『ヌイトメル』 https://nuitomeru.com/?cat=12

住まいの素材のこと

家づくりをイメージする時に、重要かつ楽しいことのひとつが素材を考える時です。

住まいで使う素材、どんなものを思いつきますか?

昔、とある機会に非常に儲かっている住宅会社のショールームに行ってショックを受けたことがあります。たくさんのカタログやサンプルはあるのに選択肢の幅が狭く、ぜんぜん楽しくないのです。「こんなもんでいいだろう…」というような妥協のカタマリを見せつけられたような気分でした。

古今東西の建物を見渡すと「え、こんな素材をこんな使い方で、なるほど!」といものがたくさんあります。地域性があるのですね。昔からその土地に産する良さそうで使えそうなものは何でも使ってきたのだとおもいます。

そう考えると発想次第で何でも使えるということになりますが、まあ…それはそれで困ります。

私は壁や床の素材を考える時に次のように考えています。

1.10メートルぐらい離れたところから全体を見渡す感覚でバランスや相性が美しいこと。
2.2メートルぐらいの距離で日光や照明など24時間の光の中での艶や陰影の表情が豊かであること。
3.20センチぐらいまで近づいて素材の複雑さや物語を発見できること。
4.さわった時の感覚に見た目との違和感がなく自然に受け入れられること。
5.鼻を近づけて香りをかいだ時に安心できること。

自然素材じゃなきゃダメ!…なんていうつもりはまったくありません。

私はタイルが好きですが、立派な工業製品です。素敵なデザインの壁紙も大好きです。コストパフォーマンスのいいビニールクロスも使いたいです。清掃しやすく水に強い樹脂のパネルが必要な場所もあります。金属の強靭さやシャープさが欲しい時もあります。

ただ、そんな中でも先ほどの5項目ぐらいは考えて選びたいなぁと思っています。

そう考えて取捨選択すると、先ほどの住宅会社のショールームに置いてあるカタログやサンプルは10分の1ぐらいしか残らないのではないでしょうか。多くの方がそうやって家づくりをされているのが残念です。

素材はその住まいの暮らし手が選ぶものです。そして「これがオススメです!」と販売をしているわけでもない私が言うのもどうかな…とも思います。なので、私たちの家で使ったものをご紹介しますので素材選びの参考にしていただければと。

・水性のペンキ
天井や壁に塗装します。コンクリート面にも下地シーラーを塗れば使えます。ホームセンターでも指定した色を作ってくれます。誰でも簡単に施工できます。

・黒板ペイント
マグネットペイントとチョークボードペイントの合わせ技です。

・モザイクタイル
名古屋モザイクや平田タイルなどのメーカーが個性的な商品を揃えています。インターネットで探してみるとたくさんあります。

・大判タイル
床や壁に45cm~70cmの大きなタイルもいいです。目地のデザインがキモです。

・チャフウォール
ホタテ塗装と呼んでいます。ホタテの貝殻ともみ殻を主原料とした塗料です。ザラっとした質感もいいです。

・無垢のフローリング
杉の幅17cmの節なしフローリングは圧巻でした。節ありも味があります。一枚ものは床面がすっきりした印象になります。パインや杉は素足の時の温かさ柔らかい肌触りが病みつきです。アメリカンブラックチェリーの幅広UNI加工材も独特の落ち着きがある色味が素晴らしいです。

・無垢のパネリング(羽目板)
壁や天井にフローリングのように木を使う材料をパネリングといいます。杉、青森ヒバ、レッドシダーなど。天井の木は触ることはないのになぜか温もりを強く感じます。

・突き板(ベニヤ)
ベニヤ板というと一般にラワン材をイメージしてしまうかもしれませんが、木材を紙のように薄くスライスし合板に糊できれいに貼ったものをベニヤと言います。ドアや家具に使います。最近使ったのは、タモ、米松、マホガニー、アルダーなどです。実はハンズデザインにあるサンプルだけで50種ほどあります。

・ステンレス
キッチンの天板にバイブレーション仕上げのステンレスをつかました。フラット且つシームレスに仕上げるとかっこいいです。

・シナ共芯合板
切り口にもこだわったベニヤです。家具の天板や棚板に使うと美しいです。

・巾ハギ材
タモや杉など。無垢の一枚板のような上質感があります。カウンター材として。

・無垢造作材
窓やドアの枠に使います。ベイツガ、スプルースなど。

・壁紙
日本メーカーは汚れ防止などの機能性がいいものがあります。珪藻土クロスは機能性はわかりませんが、質感がなかなかいいと思っています。デザインの豊富さやクオリティを考えると輸入クロスが楽しいです。インターネットで探すとたくさんあります。

・耳付きの栗の木
手洗のカウンターでつかいました。木は樹種によってまったく風合いが違うので楽しいですね。耳付きのように不整形なのも味があります。

・ナラの板 名栗加工
無垢のナラ材に釿(ちょうな)で凹凸をつけた独特の陰影と素材感です。

・大谷石 大理石 黒御影石 ライムストーン
石には何とも言えない存在感があります。山の雰囲気が漂うのでしょうか。
かなりザックリした紹介でしたが、詳細はまたいつか。

大きな土間の使い道

こんばんは。星名貴子です。

春の嵐も去って過ごしやすくなって来ましたね。

今日は早起きをして、愛車(ロードバイク)を飛ばして、久しぶりに千葉の海を見に行ってきました。

早起きして海を見ながら食べる朝食は、いつもよりなんだかおいしかったです。

大学時代に友達と授業をサボってここで遊んでたこと・・・・を思い出しながら。。。笑

今日は仕事でも愛車を乗り回し、少し前からだいぶガタが来ていたのですが、とうとう悲鳴をあげてパンクしてしまいました。

忙しさで少しほっておきすぎましたね^^;

ということで・・・・

『わたしたちの家』の土間が出番です!

こんな具合に雨風をしのげ、昼夜問わず好きなタイミングでメンテナンスができる場所は、とっても便利なんです。

多少汚れてもタイルの床は拭けばOK!

これから、パンク修理はじめます!

やっぱり実物を見ることって大切です!

こんばんは。

星名貴子です。

今日はいいお天気で、カエデもきれいに色づき、秋らしいすがすがしい一日でしたね。

私たちの家でトイレ用にチョイスした洗面ボールの実物を確認しに、港区西麻布の『le bain(ル・ベイン)』へ行って見てきました。

ル・ベインは水廻り製品の輸入セレクトショップといったところです。

シンプルで洗練された海外のデザインが集まっています。

見に行くまでは心に決めたものがあったのですが、どれも良くて迷ってしまいます。。。

でもつけられるのはひとつ。

頑張って取捨選択しましたよぉ。何を選んだかは完成までのお楽しみに!

大切なことはカタログで選んだものを一度、自分の目でしっかり確かめることです。

そうすることでイメージの相違がなくなり、失敗しない家づくりができますよ!

 

※le bain(ル・ベイン)⇒http://www.le-bain.com/index.html